週間の執筆計画の立て方:1週間単位で連載を管理する方法
執筆習慣 · 読了目安 約3分 · 更新 2026-10-08
1日の計画がすぐ崩れる理由
1日単位の計画は、変数が生じるとすぐに崩れます。突然の約束、体調不良、思ったより長くかかった作業が1つあるだけで、計画全体がずれてしまいます。1日がずれると「今日はもうだめだ」という気持ちになり、翌日にも影響が出ます。
週単位で計画すれば、1日ずれても別の日に取り戻せます。締め切りが週単位で巡ってくる連載のような仕事にも合います。
週間計画の基本構造
1週間に必要な作業の種類を先に分けます。新しい文章を書く初稿、書いた文章を整える推敲、次の物語を考える構想、そして休憩です。この4つがすべて1週間の中に入ってこそ、連載が回ります。
週1回連載の作家の1週間の例
- 月:構想(次回の場面の整理、調べ物)+軽い初稿1セット
- 火・水:初稿に集中(1日2〜3セット)
- 木:初稿の仕上げ+1日休んで文章から距離を置く
- 金:推敲の第1・第2段階(構造・人物の点検)
- 土:推敲の第3・第4段階(場面・文章)、アップロードの準備
- 日:完全な休息。更新日が日曜なら月曜に移す
「必ずやること」を3つだけ決める
週間計画にやることを10個ずつ書くと、守るのが難しくなります。今週必ず終わらせることを3つだけ選んでください。その3つだけでも終われば、今週は成功です。残りは、余裕があるときにやるボーナスです。
- 例:「第3話の初稿完成」「第2話の推敲を仕上げる」「公募のあらすじの第1稿を書く」
- 各項目には完了の基準を書く(「初稿完成」は何字までか、具体的に)
- 3つを超えたら、優先順位をつけ直す
余裕の時間を計画に入れる
計画が守られない大きな理由は、すべての時間を作業で埋めてしまうことです。予定には、予想外の変数が必ず入り込みます。1週間のうち1日、または1日のうち1、2時間は、あえて空けておいてください。この「緩衝時間」が、計画全体を守ってくれます。
緩衝時間に何もなかったなら、その時間は休むか、来週の構想に使えばいいのです。空いている時間は無駄ではなく、安全装置だということを覚えておいてください。
週間の点検の時間を作る
週に1回、10分ほど計画と結果を比べる時間を持ってください。日曜の夜か月曜の朝がおすすめです。点検は反省ではなく、来週の計画を調整するための情報収集です。
- 先週の「必ずやること」3つのうち、いくつ終えたかを確認する。
- 終えられなかったことは、理由を1行で書く(時間不足、体調、思ったより大きな作業など)。
- 今週のストックを点検する。
- 来週の「必ずやること」3つと、予定の中で空けておく時間を決める。
予定がずれたときの調整方法
- 1日がまるごと飛んだなら、今週の目標からいちばん重要でないものを消す。すべてを取り戻そうとしない
- 更新日が危ういなら、推敲の段階を圧縮するが、第1段階(構造)は外さない
- 休載が必要な状況なら、事前に告知する。早く告知するほど読者にとってもよい
- ずれる原因が繰り返されるなら、計画の方式ではなく連載のペースや分量を調整する
計画のツールはシンプルなほどよい
複雑な計画アプリや華やかな手帳より、いちばん手が伸びるツールがよいです。紙1枚に曜日ごとの欄と「今週必ずやること3つ」だけ書けば十分です。ツールを飾ることに時間を使って、肝心の作業時間が減ることのないようにしましょう。
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